【8月 高校受験通信】
英語・数学勉強の仕方

英語の勉強の仕方

★ 英語という教科は・・・

 英語は全科目中最も、出来る生徒とそうでない生徒の二極化が激しい教科であるといわれています。

 なぜそうなるのか?それは英語が、つまずいたらやり直しがしずらい教科だからなのです。例えば、数学の場合「方程式」の単元でつまずいたとしても、「図形」で挽回が可能だったりします。

 つまり学習単元ごとに内容が独立している(数学や理科)ので、単元ごとの得意不得意が生じることはあっても、一つ二つのつまずきでは教科全体が壊滅状態に陥ることはないのです。そのつまずきをピンポイントで克服していけば解決するのです。

 しかし、英語は違います。例えば、英語を苦手とする生徒が一念発起して「よし、もう2年の2学期だし俺もついに本気になるぞ!この不定詞の単元から本気を出して頑張るぞ!」となったとしても、その意気はかいますが、不定詞の単元から理解することは不可能なのです。それで絶望して「やっぱり無理だ。」と勉強をあきらめることでしょう。 なぜ「頑張るぞ」と決意してもその単元から理解することは不可能なのでしょうか?

 それは英語の学習単元は全て一続きになっているからなのです。数学の「図形」は「方程式」を理解していなくても解くことが出来ます。しかし英語の「不定詞」は理解するためには、その前までの学習内容が前提になっているので、前の理解を飛ばして「不定詞」を理解することは無理なのです。

英語のつまずきを解消するためには、自分がつまずいている箇所まで戻らないといけないのです。英語の家庭学習の仕方は、英語自体がそのような性質を持っていることに留意しなければなりません。

英語が苦手な生徒の家庭学習
 ~ 学校内容についていけない生徒 ~

【塾での対応は・・・】
塾でも、英語につまずいている生徒には、その箇所まで戻って指導を行います。しかし、つまずいた箇所まで戻って指導している間に学校はどんどん先へ進んでしまいます。つまずいた箇所を塾で理解出来たとしても、学校は先に進んでいるのですから学校のテストの点数はなかなか上がりません。

 そのような理由から、塾側としては「復習を効率よく終らせて一刻も早く学校内容に追い付きたい」のが本音なのです。復習をすることが塾の目的ではありません。成績を上げることが目的なのです。

 だから、塾では同じ復習を何度も何度も行うことをせずに、新しいことをたくさん皆さんに教えたいのです。一度塾で行った学習については、2回目3回目の学習は自分一人で自立して学習してほしいのです。
【だから生徒の皆さんには・・・】
 ウィルでは、英語につまずいた生徒用の復習プリントが用意されています。このプリントは、塾の授業でも使用しますが、何回でもやった方がいい重要な内容になっています。

 「授業で一度やったからもうやらない。」ではなく、家庭学習として何度も行うようにしてください。授業で行うほかに、家庭学習用としてもう一部、この復習プリントをもらってください(授業カリキュラム外の学習なので、自分でもらいに行くようにしましょう)。

 かといって、学校内容をおそろかにしてもいけません。塾で渡している教材「フォレスタ」の単語だけでも今まで学習した範囲はしっかり覚えてください。

学校の成績を上げるための家庭学習

 定期テストで良い点を取るために、家庭学習をどうするべきか? この質問の答えは単純です。

「塾の勉強・宿題を徹底的に行う」 ← これで万全なのです。

 君たちの学習進度・目指す得点に応じて若干の差が生じますが、塾がテスト前に君たちにやらせたいことは以下のことなのです。

 これを徹底的にやってください。テスト前に「何勉強していいか分からない。」なんて言っている人はいませんか?単なる言い訳ですよ。やることははっきりしているのですから。

 基本的に塾の指示に従って、上記を進めていけばよいです。塾の宿題以上に家庭学習を頑張りたいときは、どんどん先へやってしまって構いません。試験前ならば、上記内容は全て復習になっていると思われますので、家庭学習としても行うことが出来ると思います。

 また、試験範囲の単語・キーセンテンスは必ず暗記して下さい。この暗記作業は本当は家庭で行うことが望ましいです。単語・キーセンテンスを覚えないでテストに臨む生徒は、その定期テストを放棄していることと同じです。

英語が得意な生徒の家庭学習

 英語が得意な生徒は、ある程度自分での勉強法が確立されている生徒だと思います。より英語力を盤石にするために以下の学習を勧めます。

数学の勉強の仕方

定期テスト勉強(家庭学習)の仕方

 ウィルでは定期テスト最低二週間前には「全教科の学校のワークを一通り終わらせること」という声掛けをしております(定期試験は学校のワークから抜粋して作られることが多いのです)。

 なぜかといいますと、一通り問題を行わないと、今回のテストでの自分の課題が分からないということになるからです。テスト勉強とはこの「自分の課題探し」から始まるといっても過言ではありません。

 「どこが分からないの?」と尋ねると、「…全部分からない」との答えが返ってきませんか?これは、まだテスト勉強を始める準備がまだ出来ていないということです。問題の答えが分からなくてもいいですから、まずそれを探す作業つまり、一通り問題を終わらせるところからしっかり行いましょう。そうすればやるべきことが見えてきます。

※この表をよく見てみると、一つのテキストを3回繰り返していることに気がつきましたか。  これは定期テストの勉強ということで、学校ワークを使用したケースなのですが、受験においても一つのテキストを3回繰り返しましょう。そして、それを何冊も積み上げていくのです。

問題集は×(間違い)をつけるために使う

 数学の問題集は○(正解)がつくようにすることが重要だと思っていませんか?確かに最終的には○がつくのですが、実は違うのです。

問題集は×(間違い)をつけるためにやるのです。○がつくと確かに気分はいいですが、そこから新しく何かを得るような効果はほとんどありません。その反面、×がつく問題というのは、自分自身の課題が見つかるものです。

×がつく理由は、以下の2種類です。
ケアレスミス
正しい答えと自分のミスを見比べて、自分のミスの癖を知ることが大事です。これを行う為には間違った答えを消さないことがルールです。間違ったところを消してしまっては、何を間違えたか分からなくなりますよね。
 あとは、間違った癖を意識して問題を解く。この反復練習です。頑張りましょう。

わからない
 ここは復習すべきところです。自分ひとりで行う場合は、解答の解説を見て、よく解法を観察しましょう。「答えを見ることは、してはいけないことだ」と思う方が結構いると思うのですが、分からない問題に時間をかけることから生じるモチベーションの低下を防ぐことが出来ますし、何より時間の短縮にもつながるので、効率的・効果的に理解出来る方法なのです。
 ただ、ほとんどの解説は略解になっているので注意が必要です。その略解の行間を埋めることが出来ればその問題は理解出来たという事になります(一人で解決出来ない場合は遠慮なく我々に質問して下さい)。それが出来た後は、解答を見ないで練習して確実にものにしましょう。 問題集は×を発見していかに×を減らすように学習を行うかが大切なのです。