【3月 教育支援通信】
成長のための4つの心得

小学生の皆さんへ

 小学生から見て、中学生のお兄さんお姉さんはとても大人のように見えると思います。でもあとほんの何年かで、みんなもそうなるのですよ。外見も中身も立派なお兄さんお姉さんになるためには、日々成長しなければなりません。

この通信では、成長するために必要な4つの心がけのお話をします。ぜひ実践してみてくださいね。

「どうせ無理」ではなく「きっとできる」と考えよう

 皆さんの中で「どうせ無理だよ。」「どうせ出来ないよ。」という言葉が口ぐせの人はいませんか。

 この1年でその口ぐせを直して下さい。皆さんが口に出してしまう「無理」は、やりたくないから口に出してしまう「無理」「出来ない」なのです。このように自分を甘やかすための「無理」はもう言わないようにしましょう。

完璧なんて求めなくていいのです。100点を目指すのではなく、60点でも70点でもいいので、出来るようになるための「もう少し頑張ろうという気持ち」が大切なのです。 スポーツだってそうです。出来なかったら、もっともっと練習すれば、今より必ずうまくなるのですから。

「きっとできる」という気持ちを忘れなければ、小さな頑張りを積み重ねていくことができ、うまくいきやすくなるのです。「どうせ無理だ」ではなく「きっとできる」と考える習慣を身につける。これが一つ目の心得です。

人の失敗を笑わないこと

 授業中に友達が手を挙げて発表することがありますよね。そこで間違えた場合、笑ってしまいそうになったことはありませんか。その他にも、何かやろうとして失敗した友達を笑ってしまったことはありませんか。これからは、それをやめましょう。理由は2つあるのです。

 1つ目は、自分がされたら嫌なことは他人にすべきでないという理由です。一生懸命に考えたことを人前で発表したとき、間違えて皆から笑われたら恥ずかしいですよね。逃げ場がなく、笑われるのをじっと我慢するだけです。いやな気持になって泣きたくなるでしょう。友人の気持ちに気づくことが大切なのです。

 2つ目は、「間違いをする」ということはチャレンジした結果であって、チャレンジしていない者はチャレンジした者を笑う権利はないからです。昔の偉い人は言いました。「失敗をしない唯一の人とは、何もしない人である。」と。何もしない人よりも、失敗をする人の方が偉いということを覚えておいてください。そうすれば、友人の失敗を笑うこともなくなるでしょうし、自分自身が挑戦して笑われても「どうってことない。」という考えになれるはずです。

 二つ目の心得は「人の失敗を笑わないこと。自分の失敗を笑われても気にしないこと」です。

トイレに地図・テレビの横に地図帳を置くと、地理が得意になる。

 とても簡単にできることです!本屋には、イラスト入りのきれいな地図が何種類も売られています。北海道にはじゃがいもの絵・静岡県にはお茶の絵・新潟県には米俵・・・と、各地方の特産物が描かれた地図を張っておけば、一日一度はそれを目にします。各地の特産物の学習は小学5年で出てきますが、こんな小さな工夫で『勉強』を意識せず、知識を植え付けることが出来るのです。

 テレビで出てきた地名探しを親子や兄弟で競い合うのも良い方法です。ワールドカップ出場国名が出てくるたびに、地図帳で確認するだけで、その国名は子供になじみ深いものとなるでしょう。
 子供が楽に知識を吸収できる環境作りが大切なのです。本格的な教科書の学習に入る前に、どれだけ子供に「知識の種まき」ができるか、考えてみませんか?

「全力は恥ずかしい」←これが恥ずかしい

 学校で行われる行事って色々ありますよね。「運動会」「文化祭」「修学旅行」などなど。そして、学年が上がってくると大切な役割を任されることがあると思います。

 そのようなイベントで一生懸命頑張ることを、「恥ずかしい」「ダサい」「面倒くさい」とか思っていませんか。

恥ずかしくもダサくもありませんよ。そう言っている子が逆に恥ずかしくなるくらい全力投球で頑張ってみましょう。きっといい思い出になるはずです。

学校生活に全力を尽くすと、卒業式は涙が止まりません。そのような経験をすると、「全力は恥ずかしい」と思うことが恥ずかしいということに気がつくのです。「全力は恥ずかしい」と言って、全力を尽くせない人は、卒業式に空っぽの学校生活だったことを後悔します。

 三つめの心得は「学校行事に自ら積極的に参加していくこと」です。

これから先の人生のことをちょっと考えてみよう

 今、何かはまっているゲームや物語はありますか。 そのゲーム(物語)は面白いですか?でももっと面白いゲーム(物語)があります。それは、キミが生きている世界自体、つまり「人生」というゲーム(物語)です。そして、キミは「人生」というゲーム(物語)の主人公です。

 それは、レベルアップするための努力・工夫をしなければ暗い未来が待っているような、とても難しいゲームです。
また、小説のように勝手に話は進みません。自分でストーリーを切り開いていかなければならない物語なのです。本気でこのゲーム(物語)に取り組んだ人は、未来も明るくなります。レベルアップした分、将来進むことができる道も増え、自由が手に入るのです。

 早いうちに気づいて下さい。自分は人生の主人公であるということを。そして、自分が主人公の物語の先を少し想像してみてください。
どんなゲーム(物語)にしたいですか?

 四つ目は心得というよりはすべきことですが、「ぼんやりとでいいから自分のこれから先の人生のことを考てみよう」ということです。