今月の教室通信では、ウィルの授業を紹介いたします。それぞれの教科には5段階のレベル別カリキュラムがありますが、紙面ではレベル3のカリキュラムをご紹介します。しっかり行えば、必ず成績が上がるようになっている授業システムです。受講教科の追加等、ご希望ございましたらお気軽にお声掛けください。
英語の授業紹介
① 学校定期テスト過去問題 全国10万題から作成された教材がメイン教材!
ウィルで使用している教材(中学・高校部)の中身は「定期テストで出る問題ばかり!いや、出る問題しかありません!」ここまで断言できるのは、ウィルの教材は、全国10万題の学校定期テストの中より十二分に出題率等精査・吟味された問題によって成り立っているからなのです。
② 四 重 学 習 構 造 によって完全理解!
これはウィル英語科が長年かけて編み出した学習カリキュラムの一つです。一つの箇所を四重に学習します。
- テキストA(メイン教材)を使用しノート学習(上記内容)
- テキストBを使用しテキスト書込み学習。
(テキストBも塾業界で高評価の教材です) - テキストAの2周目学習。生徒の出来によっては、テキストA付属のクリアテストで2周目学習。
- テキスト学習箇所の学校教科書単語・学校教科書キーセンテンスの暗記(これは毎回の授業で行います)
③ レベルチェックテストシステムにより、弱点単元を的確に発見!
学習カリキュラムは生徒ごとに作成しています。適切なカリキュラムを組むために、レベルチェックテストを行っています。それにより弱点単元を的確に発見し対応します。効率的な弱点補強を行います。
国語の授業紹介
通 常 時
1.テーマ別文章読解演習 40分
☆ 小説・随筆・説明文・論説文と種類別に読み分けます。
国語は数学などとは違い、必ずこうなるという公式はありません。基本的な文章の構成や読み解き方の技術的な部分での原則というものは、ウィルでしっかり指導します。 しかし、ある一定以上のレベルを目指すためには「習うより慣れろ。」が国語成績向上の絶対的姿勢になるのです。
ウィルの国語の文章読解指導では、ある程度の文章読解の技術・原則をマスターさせたら「問題量をこなさせる」ことを第一の目標にします。さまざまな文章を読み込むことは、それイコール知識になります。さらに読解時に語句調べを並行して行いますので、量をこなせばこなすほど語彙も増えて行くことになります。
量をこなすに連れて、次はスピード訓練をします。高校入試において「テスト時間が足りない」と生徒が口をそろえて言うのが国語なのです。読解問題が2~3文章でて、作文、古典、漢字、文法etc.とにかく入試国語は問題量が多いのです。なので、読み解く速度が速ければ速いほど有利になる教科なのです。
2.作文 10~15分
☆ 高校入試過去問題から厳選したテーマの作文を書きます。
作文は、自分の考えを文字にあらわす行為です。作文を的確に書ける人は、自分の考えを相手に的確に伝えられる能力の持ち主と言えます。その能力って人生で最も大切なものの一つだと思いませんか。
また、作文を書くときは、自分の知識・経験・意見をフル活用させる必要があります。それだけ大変な作業なのです。ただし大変な作業であればある程、訓練すればその成果は、より大きなものになります。
入試でも作文は出題されますが、作文指導(基本的に学校では入試用の作文指導は行いません)を受けていない生徒は、そこで大きく点数を落としますし、さらには作文で時間を多く取られてしまって他の問題にまで手が回らないという状況にも陥ることがあります。
ウィルの授業で行う作文の文字数は埼玉県高校入試と同様に225字です。それを10分以内に書けるようにします。慣れてくると5分ほどで書けるようになりますよ。
3.漢字テスト&練習 10~15分
講師が作文を採点している間、生徒の皆さんは所定の漢字テストを行います。そして間違えた箇所を練習します。漢字検定を受験する生徒は、漢字検定用の学習を行います。
4.実力完成問題集を使用して、入試過去問題にチャレンジ 20~30分
公立高校レベルの問題から難関私立レベルの問題までテーマ別に取りそろえている「実力完成問題集」を使用して、入試過去問題に毎週チャレンジさせます。1年生や2年生にも対応できるように各学年用に改編した問題集なので、1年生から入試問題にチャレンジできます。入試問題を解くことは、生徒のモチベーション向上に大きく役立ちます。
5.宿題
毎回文章読解問題が3~4ページ、それに加えて漢字検定テキストから4~10ページほど宿題が出されます。国語受講者は、漢字検定合格まで教室が責任を持って導きます!
テ ス ト 対 策 時
テスト2~3週間前授業より(テント範囲の量により調節)、テスト範囲の問題を4種類解かせます。
つまりテスト範囲を4周させることを目標に指導します。
- iワーク
- iワークプラス
- keyワーク
- 新ワーク
- 栄光ワーク
- オールマイティ教科書マスター
- 周辺中学定期テスト過去問題
この7種から最低4種を行います。入試と違い、定期テストは範囲が限られています。その分出題される問題も自ずと同じような問題になります。多くの種類の問題を解くことにより、どのような問題が繰り返し出題されているかを体でつかむことが出来ます。
数学の授業紹介
① 英語同様!定期テスト過去問題全国10万題から作成された教材がメイン教材!
「出る問題しか載せていない」と言われているこのテキストの中でも、特に数学がその精度が高いと言われています。しかし、なぜここまで精度が高いのか?それは塾の講師が集まって作っているテキストだからなのです。現場に立って、生徒自身の「わかる」「わからない」の声を生で聞いている講師たちが、作成しているからなのです。
② 学校で教わらない「裏技的解法」を様々な単元で教えます!
塾ならではの「裏技的解法」というものは、数学にこそ多くあります。それを全て伝授します。もちろん、学校での解法を理解したうえで指導します。「学校と教え方が違う」ということはありませんので安心してください。
③ 数学は勉強の仕方を間違いやすい教科です!現状の実力に合ったカリキュラムを作成し、目標ごとのレベルの問題に取り組ませます。
数学が苦手で点数がなかなか取れない生徒は『差の開かない勉強』がまず第一に必要になります。反対に数学が得意で高得点を狙っていく生徒は『100点に近づける勉強』が必要になります。
数学の勉強においてやってはいけないことは、上記2点の勉強法を取り違えることなのです。テストでまずは平均点を目標とするべき状態なのに、一生懸命80点~90点レベルの問題を勉強してしまい、本来得点できるはずのレベルの問題を学び繰り返す時間が減ってしまうのです。
そして本来得点できるはずのレベルの問題も得点できず点数を落としてしまいます。難易度の高い勉強を繰り返していたため苦手意識は増大されます。加えて、点数も取れないので数学嫌いにも拍車がかかります。このような悪循環に陥るのです。
つまり、数学こそ自分のレベルにあった学習カリキュラムの構築が最も必要な教科なのです。
ウィル数学科では学習単元を15~20分割し、さらにその中で難易度ごとの問題振り分けを系統的に行っています。それに加えて、英語科と同様にレベルチェックテストを実施、その後主任講師が担当講師と定期的に話し合い、生徒のカリキュラムを組みたてます。
このようなプロセスを経て構築される学習カリキュラムですので、前述したような悪循環を回避するのはもちろんのこと、最高効率の学習ができます。